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ものづくりの楽しさをわかちあおう

 私たちはたくさんのモノに囲まれて暮らしています。しかしその中で自分の手で作ったものモノがどれだけあるでしょうか。自分が使うモノや鑑賞するモノなのに、大規模な工場で、他人の手で作られたものを私たちは消費しています。自分のモノを自分で作るという、かつては当たり前だったことが、現代では人任せになってしまっているのです。

 だからこそ、​私たちは手を動かすことに価値があると思います。自分のモノを自分で作るという行為は、大げさにいえば、人間性を取り戻すことにつながるのではないでしょうか。

 でもそんなこと言わなくっても、自分一人の力で初めて箸を作った子どもたちの目はキラキラと輝きます。だってモノ作りは本当に楽しいのですから。

四角と五角の

箸づくり

どんぐりとやまねこの箸作りは専用の治具の上に材料を載せて、カンナで削って形を作ります。作れるのは普通の四角の箸と五角形の箸。五角の箸は、どんぐりとやまねこのオリジナルです。

​形ができたらサンドペーパーで角を取ったり磨いて仕上げをします。手の大きさに合わせて箸の長さを調整した後、最後に安全なミツロウで塗装をして完成。バーニングペンでイニシャルや模様を入れてもいいですね。

 

木育

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 木育は子供の頃から木に触れ、木材がどのように作られ使われているかを学び、木と環境を考える取り組みです。北海道認定の木育マイスターとして活動していることから、単なる工作教室ではなく木をより深く知ってもらえるような取り組みにしたいと考えています。箸の材料は大きな材を取った後の端材から作っています。8mmの角材で、24cmくらいの長さが取れれば材料になるので、木を無駄なく使うことにも役立っていますが、その時々で使う樹種が違うため、結果的にサクラ、クルミ、エンジュなど数種類の材が交じることになります。

 そこで写真にあるような木の標本や図鑑等を利用し、箸の材料を選んでもらうところから木材としての違いや、生きている姿が想像できるようにしています。

木の葉メール

木の葉メールの材料は、自然の木の葉です。気に入った葉を集めたら、アイロンでカラカラに乾燥させます。熱を加えることで、色落ちしにくくなるという効用も。あとはボンドで板や紙に貼り付けて、その上からボンドでコーティング。郵便で送れるので、家族や友人に季節の便りはいかがでしょう。

 

ステンシル

ステンシルは型をつかって文字やイラストを、いろいろなものにプリントします。古くなった家具や小物のリフォーム、Tシャツやバッグなどの布製品などいろいろな場面で活躍してくれます。特別な技術も不要で大人から子どもまで楽しめるアートです。気楽に始められるのもいいところ。ぜひ挑戦してみてください。

 

おまけ

今までデザインし、作ってきたものをちょっとだけご紹介します 随時更新予定

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